我慢して我慢して我慢した君に
泣かないでなんて言えなくて
頑張って頑張って頑張った君に
頑張れなんて言えない
ねえ どうして
人は死ななければならないのだろう
生まれ変わるため
また出会うため
どの答えも胸には響かない
大切な人を喪うかもしれない恐怖
いつか喪うとしても
今はまだ早すぎるよ
優しい言葉なんていらないから
時には叱って欲しいから
いなくならないで
我慢している君に
今にも崩れそうな君に
泣いてもいいよなんて言えなくて
ただ髪を撫でる事しか出来ない
悔しい
言葉に乗せた想いは重く
残酷な運命を授けた神を恨む
抱き締めて
君の温もりに今は浸りたい
一瞬でも永く君の傍で
君とともに笑える事を願いながら
そっと目を閉じた
昔の詩を発掘。母の涙を見たときのもの。忘れないために。